住んでいる地域により異なるインターネット回線選びを失敗しない方法

この記事を書いた人

ペンネーム:銀馬車
プロフィール:関東地方でNTT東日本のフレッツ光回線を使っていましたが、転居先で使い始めるとあまりの不安定さに閉口。オンラインゲームのためにエリア内で引ける光回線を複数本引いて比較した実体験を公表します。

本物の光回線とは何か知った上でFTTHのみを選択肢に入れよう

学生の1人暮らしを除いて、モバイル回線を自宅のインターネット回線として使うことは望ましくありません。

なぜなら、モバイル回線には混雑時の速度制限が入るだけでなく、カタログスペックの速度とは程遠い速度となるからです。
自宅のインターネットとして満足出来る回線は、基地局から自室までを光ファイバー線のみで繋ぐFTTH方式のみと考えられます。

ケーブルテレビ会社や一部のマンション向けプランのように、途中まで光ファイバーを使いながらも自室への引込は異なる線を使うと問題です。
メタル材質の線に変わった時点で伝送損失が膨大になってしまい、同じ料金を払っても速度が出ません。

全区間が光ファイバーで繋がったFTTH方式のみが選択肢となるわけです。

PPPOEとIPoEは通信方式がそもそも異なるから速度に差が出る

同じFTTH方式であっても、なぜか下り最大2Gbpsのnuro光と下り最大1Gbpsのフレッツ光やauひかりという違いがあります。

実は、nuro光で使用している光ファイバーはNTT東西が敷設したフレッツ光と同じNTTの光ファイバーケーブルです。
ダークファイバーと呼ばれている未使用の光ファイバー線を借りているわけですが、速度の違いはnuro光がIPoE方式を使っているためです。

NTT東西が使っているPPPOEという方式では、日本国内で接続認証に使われているものであって、LANポートから流れる信号を光信号に変換しています。
一方、nuro光ではホームゲートウェイでパケット単位に分割してデータの送受信を効率化しているから速度アップが出来ているわけです。

全く同じ光ファイバーであっても、流すデータを最適化するかどうかで速度差が生まれます。

nuro光を選べるなら迷わず導入回線として選択する理由とは

関東地方だけでなく、一部東海地域や関西地域にも広がりつつ有るnuro光は、下り2Gbpsを実現して5,000円を切る低価格です。

一見するとなぜそこまで低価格で用意出来るのか不思議に思いますが、実は体感速度も高速になっています。
なぜなら、隣近所でnuro光を引いているか聞くと分かるように、多くの地域でまだnuro光を引いている家庭が少ないからです。

1本の光回線を1世帯で専有すると、月額料金が5万円を軽く超えてしまうビジネスプランしかありません。
そこまで大容量の専用線は一般家庭では必要無いために、共有利用が行われています。

NTT東西の回線が遅くなってしまう最大の理由は、1本の1Gbps回線を最大32世帯で共有利用しているからです。
地域シェアが高いほど平均速度が遅くなってしまうことは仕方ありません。

また、基地局内で1本の光ファイバー線を4分岐してから電柱に乗せていて、自宅近くで8分岐しているために共有利用者数が多くなります。
nuro光は自宅近くの分岐数が少ないだけでなく、下り最大2Gbpsという点からも最大分岐してもまだ平均速度が高めになります。

auひかりホーム(自前)とauひかりホーム(S)は別物

nuro光が選択出来ない地域ならば、NTT東西だけでなく他の光回線もFTTHならば選択肢に入るはずです。

電力系と呼ばれている地域限定のFTTH回線が人気を集めている理由として、平均速度の早さが口コミで広がっていることが挙げられます。
しかし、注意しなければならないこととして、auひかりについては地域により光回線自体が異なっています。

主に関東地域でも東京から30km圏内の首都圏と前橋市限定で敷設されているauひかりホーム(自前)は、KDDIと東京電力がかつて敷設したNTT以外の独自光ファイバー網を使っています。

一方、戸建て向けでauひかりのエリア検索をした際に、auひかりホーム(S)と表示される地域ならばNTTの光ファイバー網を借りて運営している違いがあるわけです。
auひかりホーム(S)はシェア度地域と呼ばれていてフレッツ光回線の地域速度に近づいてしまいます。

なぜなら、NTT局内で4分岐された1本をauひかりホーム(S)の回線として借りるので、8分岐前の光ファイバー使用率が高いからです。
シェアド回線ではないKDDIが自前で敷設したauひかりならば、現在NTT東西の光回線速度に不満があった時に選択肢に入ります。

光ファイバー回線は、選択可能な全てのFTTH回線を調べた上で料金が月額1万円未満ならばまずは速度重視で比較して選ぶと良いです。