生命保険の代わりとなる「団体信用生命保険」を上手に活用する方法

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ペンネーム:haru59mame318
プロフィール:自身でも昨年マイホームを購入し、恐怖の35年ローンを払い続ける人生を選択。一方で最近体調が思わしくなく、本当にこの住宅ローンを払っていけるのかどうか不安になっているライターです。

不動産投資が生命保険の代わりとして利用できると言われているのをご存知でしょうか。

なぜ不動産投資が生命保険の代わりとして利用できるのかについては、不動産投資に際して不動産投資ローンを利用すると加入できる団体信用生命保険という生命保険が深く関係しています。

そこで今回は、不動産投資における団体信用生命保険が、なぜ生命保険の代わりとして利用できるのかについて詳しくご説明します。

団体信用生命保険とは

団体信用生命保険とは、不動産購入に際して住宅ローンや不動産投資ローンを利用する方専用の生命保険で通称・団信のことをいいます。

団体信用生命保険に加入することで、住宅ローンおよび不動産投資ローン契約者の方がローンの完済前に亡くなってしまった場合や、高度障害と診断された場合などにローンの返済が免除されるため、残されたご家族がローンの返済に追われるというリスクを回避することができます。

また、ほとんどの場合団体信用生命保険の加入がローン借り入れの条件となっており、病気など何らかの理由により団体信用生命保険に加入できない場合はローンの借り入れができない場合もあるので注意が必要です。

あるサイトの口コミでは、憧れのマイホームを35年ローンで購入した直後に、ローンを組んだ方がガンを患ってしまい、退職を余儀なくされローンの支払いも滞ってしまったという実話も紹介されていました。

一生に一度あるかないかのマイホーム購入です。
当然ながら、長い将来にわたっては払い続けていくローンですので、大きなトラブルなく計画的に払っていければよいですよね。

このように、団信とは、実質的には生命保険の代替えとして、大きな住宅ローンの支払いが免除されるとても良い制度と言うことが出来るのではないでしょうか。

団体信用生命保険の種類

一口に団体信用生命保険といっても、団体信用生命保険にはいくつかの種類があります。
保険会社によってさまざまなものがありますが、ここでは代表的な3つのプランをご紹介します。

通常の団体信用生命保険

ローン契約者が死亡または高度障害と診断された場合に保険が適用されるプランになります。
基本的に保険料は金利に含まれるため別途支払う必要はありません。

3大疾病保障付き

がん、脳卒中、急性心筋梗塞と診断された場合に適用されるプランになります。
基本的に通常の団体信用生命保険に特約として付ける形になり、保険料は金利に上乗せされる形になります。
最近特に低金利の時代が続いています。
巷では「住宅ローン金利0.9%」という数字も見受けられます。
3大疾病保障を付けることで、この「住宅金利」が0.9%から1.9%に上がるというようなイメージになります。

8大疾病保障付き

通常の団体信用生命保険および3大疾病保障に加え、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎と診断された場合に適用されるプランになります。
こちらも基本的に保険料は金利に上乗せされる形になりますが、既述しました「3大疾病保障」の場合と比べ適用範囲が広くなるため、その分上乗せ金利も大きくなることを想定しておきましょう。

3大疾病および8大疾病に関しては保険会社によって保険適用の範囲が異なる場合があるのでよく確認するようにしてください。

不動産投資を生命保険代わりに利用するメリット

通常の死亡保険の場合は生命保険の受取人が被相続人であるため相続税がかかりますが、団体信用生命保険の場合は保険金の受取人が金融機関になるため相続税がかかりません。
(通常の保険も相続税がかからない場合もあります)
この点に関しては、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

また、通常の生命保険は支払いを続けるだけのものなのに対して、不動産投資は月々の収入が得られます。

ただし、不動産投資には火災や地震などのリスクが生じることもあるのでその対策も必要となるので注意が必要です。

不動産投資の生命保険的役割

不動産投資ローンを利用し団体信用生命保険に加入することで、ローン契約者の方に万が一のことが起こった場合、ローンの返済は不要になり借り入れのない収益物件をご家族に遺すことができます。

ご家族は毎月の家賃収入が得られるため、年金型保険のような使い方ができる他、不動産を売却することによりまとまったお金を得ることも可能になるため、掛け捨ての死亡保険の代わりとしても利用できると言えるでしょう。

おわりに

不動産投資は利益を生む生命保険となり得ることがお分かりいただけましたか?

団体信用保険に加入する際に別途生命保険に加入している場合は重複する保障が出てくると思うので、ぜひ保険の見直しをしてみることをおすすめします。

また、例えば若い世代の方では必要ないかもしれませんが、40代以上のマイホームローン組み込みの方は必要になる可能性があるなど、ご自身の年齢等でも加入の有無を検討するのも良いかもしれません。

なお、団体信用生命保険では今のところ、対象外の病気やケガで就労ができなくなった場合は保険が適用されないため、医療保険は解約してしまわないように注意しましょう。